開催概要

京都八大学合同展覧会-色祭-

テーマ:襲ねの色(紅紅葉)
日時:2011年9月13日(火) 14日(水) 15日(木)
場所:京都市勧業館みやこめっせ地下特別展示場


参加団体(団体名降順)

大谷大学美術部
京都産業大学デザインクラブ
京都女子大学絵画部
京都橘大学美術同好会
同志社大学クラマ画会
佛教大学美術部
立命館大学美術研究部
龍谷大学美術部あーちすと会


テーマについて

 今回は、色をテーマにしたいという話がまず持ち上がり、そこで折角京都の大学が集まるのだから、 京都の伝統色を使いたい。という話に発展し「襲ねの色」というものが提案されました。

 そしてまた、開催時期が九月という半ば秋に差しかかった季節であるため、その中から紅紅葉を選択しました。
着物を重ね合わせるように、京都に暮らした経験の積み重ねを通じて描かれる色の襲ねを御堪能下さい。 京の風情、秋の風情。そういったものを本展覧会を通じて感じて頂ければ幸いです。

襲ねの色とは

 襲ねの色、正確には襲の色目(かさねのいろめ)は、女房装束の袿の重ね(五つ衣)に用いられた色の組み合わせのことで、 当時の絹は非常に薄く裏地の色が表によく透けるため、重ね合わせることで独特の美しい色調が現れるというもの。(wikipediaより引用)

 その組み合わせの中から私たちが選び出したのが「紅紅葉」

 紅(紅)・淡朽葉(黄)・黄(黄)・濃青(濃青)・淡青(淡青)・紅の6色から構成され
「十月一日より練衣綿入れて着る。」
と伝えられるように、秋から冬にかけての季節に着られる色目です。
(※ここでいう青は緑のことです)

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